7/20(木) モレ・サン・ドニ白の会

明日7/20(木)抜栓のモレ・サン・ドニ白の会のご案内です。
7/20はあと1席、翌日以降はあと1席ございます。
9種60ml、2.3万円です(金額そのままでレシュノー15が増えました!)

 

N.V. ポンソ ヴァン・ムスー ビュル・リュイザン(2014) MG
2019 レシュノー モレ・サン・ドニ ピエール・ヴィラン
2019 デジャック モレ・サン・ドニ 1er モン・リュイザン
2018 デジャック モレ・サン・ドニ ブラン
2017 マルシャン・フレール モレ・サン・ドニ 1er レ・ジュナヴリエール
2016 ポンソ モレ・サン・ドニ 1er モン・リュイザン(アリゴテ)
2015 レシュノー モレ・サン・ドニ ピエール・ヴィラン
2012 デュジャック モレ・サン・ドニ 1er モン・リュイザン ブラン
2010 ポンソ モレ・サン・ドニ 1er モン・リュイザン(アリゴテ)
 

モレ・サン・ドニでは少量ではありますがシャルドネピノブラン・アリゴテ(モンリュイザンのみ)から白ワインが造られています。モレ白のアペラシオンの面積としては2.5~2.6haです。
多くの白ワインは標高の高い斜面の上部(グランクリュ上部など)で作られることが多いです。
近年モレ白を作る生産者が微妙に増えており、今回お出ししていない生産者としてはクリスチャン・クレルジェ、フレデリック・マニャン、ブリュノ・クレール、ルー・デュモン、ドメーヌ・デ・ボーモン、ジョルジュ・リニエ、ピエール・アミオがいます・・・これで全部のはず・・・・。


ラインナップとしては、ポンソの自家用ヴァン・ムスー(何故売っていたのか不明)というクライマックスから始まり、デジャック・ポンソを中心に少しずつ古いアイテムになります。


N.V. ポンソ ヴァン・ムスー ビュル・リュイザン(2014) MG
ブルゴーニュの異端最高生産者のポンソ、その自家用泡です。一般販売はされていないのですが、何故か流れてきたので保護しました。モン・リュイザンのアリゴテ100%、ノンドサージュ。2014年は酸の素晴らしい偉大なVTなので、アリゴテの酸の鋭さがより強調された味わいを期待しています。
アリゴテ100%のスパークリングを飲んだことがありませんが、酸とミネラルが強い品種と考えると向いているのかも知れません。今回マグナムでのご提供なので、お代わりも可能です(モレ白会の後にグラスワインでご提供予定です)


2019 レシュノー モレ・サン・ドニ ピエール・ヴィラン
N.S.G.の優等生生産者レシュノー。バランスの良さと優しい口当たりが特徴です。
先日抜栓したオート・コートの白は意外とパワフルで驚きましたが、モレはどうでしょうか。
2019は果実も酸も強い偉大なVTです。


2019 デジャック モレ・サン・ドニ 1er モン・リュイザン
モレ・サン・ドニの白といえばこの人、デジャックです。1985年の霜害で村名畑のピノノワールが枯死したため、シャルドネを植樹したところ成功したためその後も生産が続きました。モン・リュイザンはその成功を受けて2000年に植樹されたものです。


2018 デジャック モレ・サン・ドニ ブラン
主にシャンボール・ミュジニー境界にあるポルーに、村中央のクロ・ソロンのブドウをアッサンブラージュ。85年植樹なのでモン・リュイザンより樹齢が高い可能性があります。


2017 マルシャン・フレール モレ・サン・ドニ 1er レ・ジュナヴリエール
1813年から7世代にわたりモレ・サン・ドニに続くドメーヌ。当代のドニが1999年から継承。柔らかさ、果実感、力強さがキュヴェによって様々に現れます。
1er レ・ジュナヴリエールはクロ・ドラ・ロッシュの斜面上部、モン・リュイザンに隣接する畑です。まろやかで独特の白い小花のニュアンスがあります。


2016 ポンソ モレ・サン・ドニ 1er モン・リュイザン(アリゴテ)
モン・リュイザンは3つのリューディーがあり、その1つのクロ・デ・モン・リュイザン(2.5ha)がドメーヌ・ポンソの単独所有畑です。うち0.98haに1911年にアリゴテを植樹しこのワインを造っています。
So2無添加。ミネラルの力強さが特徴です。
なお、昔はアリゴテ・シャルドネピノブランのブレンド(今のルジェのオートコート白がこのブレンドです)、1994年から2004年まではアリゴテ70シャルドネ30に、2005年からアリゴテ単独でのAOCあ認められ、アリゴテ100%になりました。


2015 レシュノー モレ・サン・ドニ ピエール・ヴィラン
2019との垂直ですが、2015は果実感が強い柔らかなVTです。


2012 デュジャック モレ・サン・ドニ 1er モン・リュイザン ブラン
2019との垂直ですが、2012は果実感が強い柔らかなVTです。2022年末に抜栓したときわ、極めて素晴らしいミネラルと酸の柱でした。


2010 ポンソ モレ・サン・ドニ 1er モン・リュイザン(アリゴテ)
2010年はクラシカルで全ての要素を備えた偉大なVTです。
2016良年、2014偉大酸年泡、2010偉大年と比較することで、ポンソのモン・リュイザンが見えてくると思います。